原子力産業の持続的な発展を支える株式会社ReNu Industriesへ新規投資を実行

1.投資概要

株式会社みらい創造インベストメンツ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:岡田 祐之、以下、「みらい創造インベストメンツ」)は、みらい創造三号投資事業有限責任組合(以下、みらい創造三号ファンド)より株式会社ReNu Industries(本社:福島県双葉郡大熊町、代表取締役CEO:髙橋遼平、以下「ReNu Industries」)に新規投資を実行致しました。

ReNu Industriesは、シードラウンドにおいて、Spiral Capital、みらい創造インベストメンツ、三菱UFJキャピタル、常陽キャピタルパートナーズ、並びにふくいキャピタルパートナーズを引受先とする第三者割当増資により、総額3.2億円の資金調達を実施しました。

2.投資先事業概要

ReNu Industriesは、「廃止措置市場からの参入」と「AIによるプロセス革新」を掲げ、2025年12月に福島県大熊町で設立されたスタートアップです。原子力ライフサイクル全体をカバーする総合エンジニアリングメーカーを目指しています。原子力発電所の廃止措置を起点に、安全性と効率性の向上を図り、日本の原子力産業が抱える構造的課題の解決に取り組んでいます。

ReNu Industriesの特徴は、原子力分野で長年培われてきた技術や顧客基盤、人材を受け継ぎ、新たな経営体制や先端技術と組み合わせて事業成長につなげる点にあります。大手原子力メーカーと50年にわたる取引実績を持つS.P.エンジニアリング株式会社(SPE)の事業も承継しています。

SPEが培ってきたCAD設計や応力解析、100社超の製造パートナーとのネットワーク、現場施工までを一貫して担うファブレスEPCモデルを強みとしています。また、原子力発電所向けの保守工具や遠隔ハンドリング装置の開発経験、独自の放射線遮蔽技術なども有しています。これらの技術基盤とAIによるプロセス革新を組み合わせ、今後拡大が見込まれる廃止措置市場での事業拡大を目指します。

さらに、スウェーデンの原子力技術企業Studsvik ABとの連携を進め、難処理放射性廃棄物の処理技術の国内実装にも取り組んでいます。国内の廃止措置需要への対応に加え、将来的にはアジア地域への展開も視野に入れています。原子力分野における高度な技術の社会実装を通じ、事業領域を拡大していく方針です。

ReNu Industriesは、みらい創造インベストメンツの原子力分野の知見や事業開発・投資経験、人材ネットワークを活かしたカンパニークリエイションにより設立されたスタートアップです。事業承継を通じて、既存産業が培ってきた技術・信頼・人材を受け継いでいます。また、設立段階から多様な専門性を持つ経営人材を集めています。これらに先端技術や新たな経営手法を組み合わせ、事業成長を推進しています。今後、原子力廃止措置分野における次世代の中核企業を目指すとともに、日本の原子力産業の持続的な発展に貢献していきます。

3.投資先会社概要

会社名株式会社ReNu Industries
設立22025年12月19日
所在地福島県双葉郡大熊町下野上清水230(福島県立おおくまインキュベーションセンター内)
代表取締役 CEO髙橋 遼平
事業内容原子力廃止措置、エンジニアリング、事業承継支援、新技術開発
URLhttps://renu-industries.com
大学関連茨城大学、東京農工大学との共同研究

     

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