令和4年度「出向起業補助金」の一次公募開始
株式会社みらい創造機構(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡田 祐之、以下、みらい創造機構)は、経済産業省 令和4年度「大企業人材等新規事業創造支援事業費補助金」に係る「出向起業補助金」事務局に、事業化支援機関(アクセラレーター)として参画致します。
また、本日より「大企業人材等新規事業創造支援事業費補助金」の執行団体を務める一般社団法人社会実装推進センター(所在地:東京都港区、代表理事:中間 康介)では、「出向起業補助金」の一次公募を開始いたします。
本事業の概要
日本ではヒト・モノ・カネのリソースは大企業に集中していますが、大企業は既存事業を多く抱えているが故に効率性を重視する傾向にあり、新規事業にリソースを投入し難い環境にあるという課題があります。また、新型コロナ感染症の影響により、大企業等による新規事業へのリソース投下や、大企業人材個人による起業が、より実行し難くなる可能性が高まっています。
このような状況を踏まえ、これまで大企業等の中で十分に活用されてこなかった経営資源(人材・知的財産含む)の開放を促し、新規事業の担い手の数を増やすために、
「出向起業補助金(一般枠)」
⼤企業内では育てにくい新事業について、当該⼤企業社員が、辞職せずに外部VC等からの資⾦調達や個⼈資産の投下を経て起業し、起業したスタートアップに⾃ら出向等を通じて新事業を開発する取り組み(=「出向起業」)
「出向起業補助金(MBO型起業枠)」
大企業等が新規事業創造を目的として設立した子会社・ジョイントベンチャー・関連会社等が、経営者や従業員による買収等を通じて、資本独立したスタートアップとして、新規事業創造に向けた実務を加速・拡大させる取り組み(=「MBO型起業」) ※令和4年度事業より新設枠
上記の取り組みに伴う経費の一部を補助することにより、大企業等の経営資源の解放に資するエコシステムの構築を促し、新規事業に係る多様な経営人材を育成し、新規事業創造を促進することを目的としています。
事業化支援機関(アクセラレーター)とは
本年より、助成金に加え、ハンズオン支援機能を強化すべく、事業化支援の専門家であるクオンタムリープベンチャーズ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:古谷 健太郎)およびみらい創造機構の2社が、事業化支援機関(アクセラレーター)として、事業内容の壁打ちや、採択事業者からの個別相談対応・メンタリングに対応することで、出向起業・MBO型起業の事例創出・事業拡大および外部資金調達を加速させます。
みらい創造機構では、これまでも事業会社での新規事業開発を経験のあるメンバーによる大企業社員を対象としたイントレプレナー育成/カーブアウトベンチャー創出プログラムを提供して参りました。投資先企業の成長支援を目的としたグロースチームが本事業を担当致します。
出向起業は、日本の商習慣や文化に即した新しい起業のスタイルであり、今後の日本経済を支える素晴らしい事業創出のきっかけとして、本事業に貢献して参ります。
公募概要
令和4年度 「出向起業補助金」一次公募、個別説明会等の詳細につきましては下記よりご覧ください。たくさんのご応募をお待ちしております。
JISSUI プレスリリース
令和4年度「出向起業補助金」公募開始! =今年度はMBO型起業枠を新設= ~クオンタムリープベンチャーズ・みらい創造機構が新たに事務局に参画し、ハンズオン支援体制を構築~