都市鉱山を起点とした資源循環インフラを構築するTrash Technologies株式会社へ新規投資を実行

1.投資概要

株式会社みらい創造インベストメンツ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:岡田 祐之、以下「みらい創造インベストメンツ」)は、みらい創造三号投資事業有限責任組合(以下、みらい創造三号ファンド)よりTrash Technologies株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:木部 剛、以下「Trash Technologies」)に新規投資を実行いたしました。

Trash Technologiesはこのたび、みらい創造インベストメンツをリード投資家とし、モバイル・インターネットキャピタル株式会社(MIC)、フィデアキャピタル株式会社などを引受先とする第三者割当増資により、資金調達を実施しました。

2.投資先事業概要

生成AIの普及やデジタル化の進展に伴い、電子機器に使用される金・銀・銅・レアメタルなどの重要資源の需要が高まる一方、日本はその多くを海外からの輸入に依存しています。地政学リスクや資源価格の変動などを背景に、国内に存在する資源を回収し、再利用する資源循環の重要性が高まっています。

Trash Technologiesは、使用済み電子機器を「廃棄物」ではなく「都市鉱山」と捉え、電子基板やケーブルなどから有用資源を回収・再資源化する技術を開発しています。

具体的には、AIによる画像分析を活用して、貴金属やレアメタルを多く含む部品を選別するとともに、独自の精錬技術によって金・銀・銅・レアメタルなどを回収します。また、資源の由来を可視化するデジタルプロダクトパスポート(DPP)までを一気通貫で設計し、都市鉱山を起点とした新たな資源循環インフラの構築を進めています。

さらに、大規模な精錬設備に集約する従来型のモデルだけでなく、地域ごとに展開可能な分散型の「マイクロ精錬インフラ」の構築を進めており、国内外で持続可能な資源循環モデルを展開することを目指しています。

今回調達した資金は、AIを活用した資源選別技術や独自精錬技術の研究開発、川越工場の移転・新設、DPPの実装、人材採用などに活用される予定です。

Trash Technologiesは、独自の精錬技術を基盤に、都市鉱山に眠る資源を循環させる新たな社会インフラの構築に取り組んでいます。当社は今回リード投資家として参画し、これまで研究開発型スタートアップへの投資・育成を通じて培ってきた知見やネットワークを活かし、技術開発から事業化、パートナー企業との連携、さらにはグローバル展開まで、Trash Technologiesのさらなる成長を支援してまいります。

3.投資先会社概要

会社名Trash Technologies株式会社
設立2023年11月
所在地東京都江東区青海2-4-10
東京都立産業技術研究センター
製品開発支援ラボ317
代表取締役木部 剛
事業内容電子機器の回収・資源循環事業、都市鉱山資源の活用、再資源化技術の開発
URLhttps://trashtech.jp

関連情報

都市鉱山からジュエリー原料 新興トラッシュ、2億円調達(日経新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC193UF0Z10C26A8000000

Trash Technologies、みらい創造インベストメンツ・MIC・フィデアキャピタルの参画により資金調達を実施(Trash Technologiesプレスリリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000147844.html