生殖補助医療の自動化機器を開発する株式会社アークスへ追加投資を実行

1.投資概要

株式会社みらい創造インベストメンツ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:岡田 祐之、以下、みらい創造インベストメンツ)は、みらい創造二号投資事業有限責任組合(以下、みらい創造二号ファンド)より株式会社アークス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:棚瀬将康、以下「アークス」)に追加投資を実行致しました。

アークスは、今回のプレシリーズAラウンド(1st close)において、新規投資家であるジャフコ グループ株式会社をリード投資家とし、既存投資家の株式会社ディープコア、株式会社みらい創造インベストメンツ(みらい創造二号ファンド)、および新規投資家のみずほキャピタル株式会社を引受先とした第三者割当増資によって、約5.3億円の資金調達を実施しました。   

2.投資先事業概要

生殖補助医療とは、体外受精や顕微授精など、高度に人の手を介在させた不妊治療のことです。出産年齢の高齢化が進む先進国で近年著しく増加しており、2022年には日本の子供の10人に一人が生殖補助医療で誕生しています。今後世界的にも生殖補助医療での出生数は増加していくと予測されています。生殖補助医療は、自然に妊娠することが難しい夫婦にとって、希望の光となる医療です。

アークスは、生殖補助医療における課題解決に向け、政府の助成金などを活用し、AIを用いた顕微授精の自動化に向けた研究開発中心に取り組んでまいりました。今回調達した資金にて、引き続き研究開発の推進、臨床研究、さらには国内及び海外における社会実装を推進します。弊社はその社会的インパクトとグローバルな可能性を高く評価し、アークスが今後、生殖医療の未来を切り拓くことを引き続き支援して参ります。

3.投資先会社概要

会社名株式会社アークス
設立2021年8月24日
所在地東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号
代表取締役棚瀬 将康​
URLhttps://www.arcs-inc.jp
大学関連東京医科歯科大学発ベンチャー第10号称号

関連情報

生殖補助医療の自動化機器を開発する株式会社アークスが、東京医科歯科大学と共同研究契約を締結、大学認定ベンチャーの称号を授与されました 2023.08.14

カテゴリ VC