研究開発型スタートアップの経営⼈材獲得ルートを多様化し、その創出・育成を強化

 弊社は、国⽴研究開発法⼈新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)の「⼤学発スタートアップにおける経営⼈材確保⽀援事業(Management Personnel Matching program)」(以下、MPM)に採択されました。

 MPMは、⾃らが起業またはスタートアップの経営者として参画することを志向する⼈材(以下、経営⼈材)を発掘し、⼤学等の技術シーズ・⼤学発スタートアップとのマッチング等を実施することで、⼤学発スタートアップの経営⼈材獲得ルートを多様化し、その創出・成⻑を⽬指す事業です。

 弊社は、研究開発型スタートアップの成⻑のために、経営⼈材とのマッチングやハンズオンに積極的に関わるVCとして、MPMに採択されました。

<NEDOプレスリリース>
2023年度「⼤学発スタートアップにおける経営⼈材確保⽀援事業(MPM)」に係る実施体制の決定について
https://www.nedo.go.jp/koubo/CA3_100400.html

 弊社では、研究開発型スタートアップの事業運営や起業前の技術シーズを事業化する⼈材が不⾜しているという課題を解決するため、ハンズオンによる事業創発および経営⼈材を発掘、育成する取組を⾏ってきました。経済産業省による2022年度 客員起業家(EIR)※1)活⽤に係る実証事業者に採択され、実証期間にて客員起業家の受け⼊れ体制の構築設計・⽴ち上げを⾏い、2023年2⽉より、弊社に客員起業家が参画しております。

 ※1)客員起業家制度とは、起業家候補(客員起業家;EIR)をVCで⼀時的に雇⽤し、起業家候補はVCで活動し、技術シーズを探索や事業の創案、ブラッシュアップと起業に向けた準備をするものです。客員起業家個⼈の経済的不安を解消しながら、事業創発、経営⼈材育成をVCと共に⾏う仕組みです。

 今般のMPMにおいては、上記の客員起業家制度を活⽤、さらに、東京⼯業⼤学をはじめとする⼤学・研究機関、⾃治体、⼈材エージェント等と連携しながら、研究開発型スタートアップの経営⼈材獲得ルートを多様化し、その創出・育成を強化致します。

 弊社では、客員起業家の⼈材公募を⾏っております。技術シーズからの起業にご興味のある経営⼈材候補の⽅は、ぜひ下記募集要項をご確認頂き、フォームよりご連絡ください。

みらい創造機構 客員起業家(EIR):起業準備コース 募集サイト
https://miraisozo.co.jp/recruit/

【関連プレスリリース】
経済産業省事業にて客員起業家(EIR)の活用を推進
~実証事業者9者を採択し、企業におけるEIR活用のガイドライン作成に着手~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000078869.html

【みらい創造機構 概要】
 2016年に東京工業大学と社会連携活動の推進に向けた組織的連携協定を締結し、東工大関連ベンチャーキャピタルファンドを設立・運営しております。2021年に設立した2号ファンドにおいては、投資先を東工大関連ベンチャーに加え高専関連に対象領域を広げて活動しています。投資実績としては、現在までに42社への投資を実行し、東工大発ベンチャーを含む3社が上場しています。
 JST START事業の事業プロモーターとして活動している他、GTIE協力機関、メンターを務める等、研究段階から起業後の資金調達、ハンズオンまで、技術の社会実装に伴走しています。2022年にはグロースチームを組成し、“Deep Tech”スタートアップの事業成長に向けた多面的な支援を提供しています。大学系VCや中小機構、北九州市、つくば研究支援センターと連携協定を結び大学関連ベンチャーをとりまくエコシステム形成を進めています。

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